ある町医者の診療日記

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zoom RSS ワクチン講演会(医療従事者対象)の私的まとめ)

<<   作成日時 : 2013/05/21 11:57   >>

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任意接種と定期接種
 任意接種ワクチンはするもしないも自由、定期接種は重要だが任意摂取は定期ほど重要とみなされていないワクチンだというような誤解
 任意接種も定期接種のワクチンと同様に重要なワクチン
 日本は北朝鮮なみの(いやそれ以上に遅れている)ワクチン後進国である(種類の少なさ、補助の低さなど)

同時接種と同日接種
講師が同時接種はいいが同日接種はダメですよと言われたので、なぜと一瞬疑問に思ったのですが、その定義を聞いてなるほどと。
同時接種は、同一医療機関で同時に接種部位を別にして複数のワクチンを接種すること。これはOK。
同日接種は、同日に(同日でなく、近い日にするのも含んでいるのだろうと推測)、違う医療機関でワクチンを接種すること。これはしてはいけないと。
 (これは禁忌だという意味ではなく、責任問題がからんで来るからなのかというのが私の個人的推測、効能書きには何日開けなさいとかあるし)

同時接種するときは、定期ワクチンと一緒に任意ワクチンをしてもらうのがいいとのこと。
これもなぜと思ったのですが、理由を聞いてなるほどと。
任意ワクチンの補償は、普通の医薬品の副作用補償と同じだが、定期ワクチンと一緒に摂取し副反応が出れば、定期ワクチンが原因と特定できなくても定期ワクチンによる補償が受けられる。
(予防接種健康被害救済制度、定期予防接種後の健康被害のみ適用、例:死亡一時金、予防接種法、4280万円

接種場所
肩峰と肘頭を3等分して、その上1/3部位には接種してはいけない。上1/3の皮下を橈骨神経が走っており傷つける可能性がある。
(橈骨神経って上腕三頭筋の下を走っているんだから、皮下注なら傷つけることはないのではと疑問ではあったんだけど、乳幼児でじっとしていない時に注射することなどの危険性を考えると安全側に考えるべきか)

日本小児科学会の予防接種の同時接種に対する考え方
http://www.jpeds.or.jp/saisin/saisin_1101182.pdf
(皮下接種の推奨部位の記載あり)

同時に接種する場合は2.5cm離しなさい
 局所反応が重複しないように、ってことなんでしょう
 (特にDPTは一つの肢にすること)
混合しては、絶対にいけない
 多価ワクチンは、多価にしても大丈夫なように作ってある
 そうではないワクチンを、勝手に混合してはいけない

アナフィラキシーショック
 0.1%アドレナリン(ボスミン)は0.01ml/Kg
 接種後30分は経過みること
 つまり、院内にいてもらってショックなど異常反応が起こらないことを確かめなさいってことでしょう

ワクチンは多くは皮下注だが、HPVワクチンだけは筋注
 必ず筋肉内に入れること
 すばやく刺してすばやく注入、そしてすばやく抜くこと
 決して揉んではいけない
(米国では、不活化ワクチンは筋注で、生ワクチンは皮下注だそうですが、日本では効能書きに従うべきでしょう)

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