ある町医者の診療日記

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zoom RSS 自然教カルトを礼賛する新聞

<<   作成日時 : 2010/11/19 11:48   >>

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自然分娩とか称する野良妊娠をマスコミは持ち上げている。
化学肥料を使わないとか農薬を使わないとかいうのと同じ感覚なんでしょう。これが高じてくると、医薬品を使わないとかワクチンを打たないとかいうのになってくる。そして妊娠、出産という人の一生の中で非常に危険な時期を、過去、人が血のにじむ努力で獲得してきた産科学、産科医療の成果を拒否し、江戸時代さながらの原始的な分娩を強行する者達が出てくる。それを自然だと思い違いして、自然分娩だと称していい気になっている。

この手の者達はカルトと言うしかない。自然教というカルト教団の信者。

カルト信者にはご勝手にと言うしかないので、この手の自然教信者にも同様の相手をするしかないが、この手の者達の問題は最後の最後になって一般社会の保護を頼ろうとすることです。特に周産期医療のように、そのリソースがギリギリで産科医療のスタッフの努力でなんとか維持できているようなものは、大切に使わないといけない。使わないでいいように、妊婦検診を受けて予防し、また使わざるを得ない時も、危険が予想される時にそのスタッフを予め確保しておいてその場合に備える。

ところが、この手の自己満足に酔ったカルト信者を礼賛するマスコミが、まだいる。

医師・助産師頼らず自宅出産 朝来の大森さん夫婦
http://mytown.asahi.com/areanews/hyogo/OSK201011160141.html
-----(ここから引用)-----
 朝来市和田山町の山あいにある朝日地区で、農業や養蜂などを営みながら自給自足の生活を実践している大森げんさん(29)、梨紗子さん(30)夫婦に10月、三男かやちゃんが生まれた。妊娠の確認以外は医師にも助産師にも頼らず、定期的な妊婦検診も一度も受けなかった完全な自宅出産。17日に産後1カ月を迎えるが、母子ともに健康だ。

 かやちゃんの誕生は10月17日午後11時ごろ。同6時ごろから陣痛が始まり、本格的に産む体勢を取り始めて3時間ほどで生まれた。「産むのは3人でもういいわ、と思うほど痛みはあったけれど、スムーズでした」と梨紗子さん。

 長男つくし君(6)を助産院で、次男すぎな君(3)を病院で産み、毎月の妊婦検診などで自分の思いとは違う出産になった経験から、「私がリラックスできたら赤ん坊にもストレスのないお産になる。体重を増やさないなど妊娠中の自己管理さえできれば家族だけで産める」と言い切る。

 大森家の田畑は農薬や化学肥料を使わず、耕しもしない自然農法。煮炊き、風呂、暖房の燃料はまき、食事は玄米に菜食が中心だ。できるだけ自然の恵みをそのまま生かす生活だ。梨紗子さんは出産直前まで田畑や家の周りの草刈り、まき割りを無理のない範囲で普段通りこなした。「山で百姓をしていると、どんどん不自然なことはしたくなくなる。自然の力で暮らしてきたからこそ自宅出産をやり通す力が私にあった」と話す。

 夫のげんさんは「適切な出産方法を選ばずに最悪の結果になれば罪に問われるのかなと思ったこともあるが、出産に向けてきちんと準備をしているので大丈夫と思えるようになった。信じてあげることが大事です」と言い、家族の理解と協力の大切さを強調する。

 母子保健を担当する朝来市の担当者は、妊娠中の適切な健康管理や異常分娩(ぶんべん)のリスクに備えるためにも、産科での受診や妊婦検診は欠かせないとしている。大森さん夫婦にも受診を勧めていたが、自宅出産の意思が固いことから様子を見守っていたという。

 梨紗子さんも「本当に家で産みたいと望み、自己管理のできる人でないと危険です」と、安易な気持ちでの自宅出産を戒める。一方で、「家で産みたい人が家で産むことができ、何かあったらサポートできるような環境があったらいいな」とも願っている。
-----(引用、終わり)-----

ホント、勝手なことを言っていると思う。「母子ともに健康」だったのは運が良かったに過ぎない。それを感謝するのはいいことだし、良かったねで終わり。
しかし、「何かあったらサポートしてもらう」などということを自然教信者に言う資格はない。
サポートを受けるつもりなら、最初から受けろと。それがサポートを受ける者達の義務だし、ほとんどの者はその義務をきちんと果たしてからサポートを受けている。
それを、義務も果たさず、好き勝手なことをやっていい気になっている。

何かあってもサポートなど受けるな!
そのサポートを受ける資格を、あなたたちは自ら放棄しているのだ!
危険なことをやるのは勝手だ、しかし周りを巻き込む権利はない。危険なことをやるなら、最後までやり続けろ(つまり死ぬまでということ)。それが危険なことを強行した者の責任というものだ。

この手の利己的なカルト信者を見ると、私は強い怒りを覚える。
そして、この手の記事を書いているマスコミの無知にも。

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