ある町医者の診療日記

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zoom RSS 珊瑚事件ふたたび(その5)

<<   作成日時 : 2010/10/24 14:27   >>

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この捏造記事、思っていた以上に奥が深い、それも闇が深いかもしれない。
インターネット・サーフィンやっていたら上先生の記事に行き当たった。
朝日新聞 東大医科研がんワクチン事件報道を考える
http://opinion.infoseek.co.jp/article/1072

全部読んで欲しいのですが(朝日の記事の、その事実誤認、曲解ぶりがよく理解できる)、その中で私が特に興味を惹かれたのは、朝日新聞はなぜ10月15日に記事を出したのかという問題提起です。
その部分だけ引用しておきます。
-----(ここから引用)-----
【なぜ、10月15日だったのか?】

 今回の朝日新聞の記事は、そのセンセーショナルな内容以上に、理解に苦しむことがあります。それは、なぜ、この記事が10月15日に、一面トップ、社会面の多くを占めたのかという点です。他紙がチリの救出劇を大きく取り上げているのとは対照的でした。出河記者たちは長期間にわたって取材を続けていたことが知られており、発表の機会はいくらでもあった筈です。

 実は、翌週に控える政府の政策コンテストで、がん治療ワクチン研究への予算要求が審査されます。今回の報道は、この審査に大きく影響することは確実です。がん治療ワクチンの開発が遅れることは、多くの患者にとり不幸です。

 しかしながら、がん治療ワクチンが導入されることで、困る人たちも大勢います。それは、科学的に有効性が証明されていない治療で商売をしている人たちです。がんワクチンの登場は、「終末期患者ビジネス」を生業としている人には脅威です。

 ちなみに、朝日新聞には、このようなビジネスの広告がしばしば掲載されます。出河記者が意図したか否かはわかりませんが、今回の記事は「終末期患者ビジネス」の営業を後押しする結果になるでしょう。そもそも、朝日新聞のような一流紙が、「科学的に根拠がない」と考えられている治療の広告を掲載することには違和感を抱きます。
-----(引用、終わり)-----

チリ落盤事故の救出劇、これはテレビニュースでもトップに、それも長時間放送されるほど、それほど大衆の興味を引く大ニュースでした。新聞各紙(朝日以外)が大きく取り上げるのは当然のことです。にもかかわらず、なぜ朝日だけがこの「がんワクチン事件」をそれを押しのけて一面トップに持ってきたのでしょう?
言われてみれば、確かに、おかしい。

利益相反問題に答えなければならないのは中村教授の方じゃない、朝日新聞の方だ。

トンデモ療法やそのバイブル本の広告収入は新聞紙面やテレビ画面を見ればその多さに驚く。
さらに、効果のほども定かでない健康食品まで含めたら、そこから得ている収入はマスコミの屋台骨を支えているかもしれない。一方、きちんとした医薬品からの広告収入などたかがしれている。
毎日新聞が製薬企業からの広告収入が減ろうが倒産していないように、他の新聞社やテレビ、雑誌業界も倒れるようなことはない。しかし、トンデモ療法や健康食品業界からの広告がなくなったら、まず確実に倒産することでしょう。
そういう現実を前にしたら、どっちの片棒を担ごうとするかは明かです。

利益相反問題に答える義務があるのは朝日新聞の方だ。

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