ある町医者の診療日記

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<<   作成日時 : 2010/05/09 14:35   >>

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うろうろドクターさんのブログに朝日新聞の5月1日付けの記事(連載のようです)。
マスコミは自ら以外の『扇動』は許せないらしい…
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/31410168.html

この記事をキャプチャーしているブログ。
2010/05/01 朝日新聞-社会面【扇動社会】 第3回 「流出カルテ 嘘の連鎖」
http://bells57two.cocolog-nifty.com/tarenagashi/2010/05/20100501---a98e.html

内容を読んで、私は驚いた。
タイトルからは、流出カルテが嘘の連鎖を引き起こした、つまり社会を扇動したというようにとれるし、たぶんそういう意図がこの記事を書いている者や朝日新聞社にはあったというのも、まず間違いないでしょう。

卑劣な!

扇動とは何か?
ここのサイトの解説がいいと思う。
http://kotobank.jp/word/%E6%89%87%E5%8B%95
「アジテーションagitationの訳語。未組織大衆に特定の観念を与え,情緒に訴えて一定の方向に行動を起こさせるようにすること。」

大衆に(それも無知で不安を持っているような人が対象として都合が良い)、ある特定の観念(その多くが嘘か、あるいは事実を少しは含むにしろ意図的にねじ曲げて述べられる)を与え、そしてこれが肝腎でしょうが、情緒に訴えて一定の方向に行動を起こさせるようにすること。

あの大淀病院事件で、原告側やマスコミがやったことが、まさにこれです。
死という誰でもが持つ不安の上に、若い産婦に突然に訪れた死、可哀想な残された子とその夫という大衆の情緒に訴えて、医師と病院に悪というレッテルを貼って、医師非難、病院非難という「一定の行動」を大衆に起こさせる。それも、6時間も放置したとか、頭部CT検査をしておれば助かったとかいうような事実無根なことを大きく報道することで。

これを扇動と言わずに何という?

扇動対し有効な対抗手段は、事実の提示です。
それはこの大淀病院事件に限らない。全ての扇動に対して有効であり、かつ最も有効なものが、事実の提示だと私は思います。
大衆に事実を提示すること、そして、大衆がその事実を理解させしてくれれば、扇動者の意図を挫くことができる。扇動者が提示する「特定の観念」というのが、実は嘘やねじ曲げられた事実に基づいて作られたものに過ぎないのだと大衆が理解することで、扇動は失敗に終わる。
まさにこれがあの大淀病院事件では起こった。
一二産科二二産科さんを初めとした人たちによってもたらされた事実によって、扇動者の意図を挫くことができた。
もたらされた事実が、詳細でかつ真実であったからこそ、それが強い力を持ち、大衆が扇動に惑わされることがなかったのです。なかったとまでは言えないか、マスコミの踊らされた人は少なからずいたようですが(ブログにはそういう無知を晒しているものもあった)、それでもそれが大きな流れにはならなかった。

ところが、この朝日の記事は、まるで扇動者が一二産科二二産科さんであるかのように書いている。

なんという卑劣!
自分たちの扇動が失敗したことを、まだこういう卑劣な手段で糊塗しようとしている。
こういう記事を読むにつけ、マスコミというのがいかに信用できないものかというのがよく分かる。

扇動者の最大のものはマスコミである。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
マスコミは自ら以外の『扇動』は許せないらしい…(追記してます)
朝日新聞の5月1日の社会面にあった記事です。 ...続きを見る
うろうろドクター
2010/05/09 23:25

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