ある町医者の診療日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 不正アクセス防止法違反

<<   作成日時 : 2009/06/01 11:47   >>

驚いた ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

5月30日、TBS系列の番組(報道特集?)で、いかにも医療事故だという番組作りをした特集が放送されました。
私自身は、診療の合間にチラチラという程度でしか見れなかったのですが、お涙頂戴のショー番組そのものだと、これは断言できます。延々と、出産時に起こった脳内出血事例を、家族をいかにもという悲劇仕立てに作り上げ(突然の不幸であるのは紛れもない事実であるけど、ここまでやられると食傷する)、そして例の大淀病院事件の悲劇のヒーロー様もちょっと出てきたり、自称医療被害者団体が主催する集会で、自分はこんな医療被害を受けたという叫びを上げている場面を流したりし、そして、最後にキャスターがとってつけたように事故調のことを述べただけ。こういう事実がおこり、そこにはこれこれの問題点があり、最後にこうすべきではないかという提言を行う、そういう良質なドキュメンタリーとはほど遠いものでした。
批判を加えるのさえ憚られる、ナンセンスなお涙頂戴のショー番組、それ以外の何ものでもなかった。

この番組で、m3.comの医師専用掲示板のメッセージが放映されていたのですが、内容も恣意的、その上、事実と異なることを述べていた。「推薦」数より「不適切」が多くなったら投稿が削除されるシステムになっている、そしてその削除された投稿(参加者から不適切とされた投稿)にこういうのがあった(それは一般人から見たら、至極当然のものと見える)とやっていたのですが、これは明かな虚偽です。不適切数が推薦数より多い投稿などたくさんあるが、それだけで管理者が削除などしていない。
さらに問題なのは、操作していたのが、医師ではない一般人だった可能性が高いことです。どうも、あの大淀病院事件のヒーロー様関係者のようだった。
こういう不正アクセス行為を堂々とテレビ放映するって、どういうことだろう?

不正アクセス行為の禁止等に関する法律
http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/law199908.html
-----(ここから引用)-----
第三条
 何人も、不正アクセス行為をしてはならない。

2 前項に規定する不正アクセス行為とは、次の各号の一に該当する行為をいう。  

一 アクセス制御機能を有する特定電子計算機に電気通信回線を通じて当該アクセス制御機能に係る他人の識別符号を入力して当該特定電子計算機を作動させ、当該アクセス制御機能により制限されている特定利用をし得る状態にさせる行為(当該アクセス制御機能を付加したアクセス管理者がするもの及び当該アクセス管理者又は当該識別符号に係る利用権者の承諾を得てするものを除く。)  

二 アクセス制御機能を有する特定電子計算機に電気通信回線を通じて当該アクセス制御機能による特定利用の制限を免れることができる情報(識別符号であるものを除く。)又は指令を入力して当該特定電子計算機を作動させ、その制限されている特定利用をし得る状態にさせる行為(当該アクセス制御機能を付加したアクセス管理者がするもの及び当該アクセス管理者の承諾を得てするものを除く。次号において同じ。)

三 電気通信回線を介して接続された他の特定電子計算機が有するアクセス制御機能によりその特定利用を制限されている特定電子計算機に電気通信回線を通じてその制限を免れることができる情報又は指令を入力して当該特定電子計算機を作動させ、その制限されている特定利用をし得る状態にさせる行為
-----(引用、終わり)-----

さらに、こういう不正アクセスを助長する行為もしてはならないとなっています。
-----(ここから引用)-----
第四条

 何人も、アクセス制御機能に係る他人の識別符号を、その識別符号がどの特定電子計算機の特定利用に係るものであるかを明らかにして、又はこれを知っている者の求めに応じて、当該アクセス制御機能に係るアクセス管理者及び当該識別符号に係る利用権者以外の者に提供してはならない。ただし、当該アクセス管理者がする場合又は当該アクセス管理者若しくは当該利用権者の承諾を得てする場合は、この限りでない。
-----(引用、終わり)-----

不正アクセスは、何を目的にしていようが関係ありません。
自分は正義のためにしていると思っていようが関係ない。違反は違反です。
(そもそも、こういう者には「地獄への道は正義で塗り固められている」という言葉を贈ってあげます)

罰則は、「一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金」、第4条違反(助長したもの)は「三十万円以下の罰金」です。

報道機関が、こういう法律違反行為を堂々と放映したってことになる。
視聴率のためにお下劣な番組を放映したってことは、単なるモラルの問題でしょうし、マスコミの常とも言える。今の日本のマスコミにモラル云々をあれこれ言っても、何とかの面にでしょうし、以前も書いたような「ミノの耳にBPO」でしょう。
しかし、法律違反を堂々と放映するって、それもフィクションじゃなく報道番組と称している番組でやるとは、いったいこのテレビ局はどうなっているのだろうか。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
驚いた 驚いた 驚いた
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
Firefox 2 無料ダウンロード
不正アクセス防止法違反 ある町医者の診療日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる