ある町医者の診療日記

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<<   作成日時 : 2008/04/03 10:48   >>

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戦争は平和である。
自由は屈従である。
無知は力である。

これは「1984年」というSF小説に描かれたオセアニアという国を支配している政党(一党独裁)のスローガンです。
また、このオセアニアという国には平和省という戦争を継続している省庁、真理省という党の言うことだけをプロパガンダするための省庁、国民を絶えず貧困状態においておくよう配給と統制を行っている豊富省などがある。その他にもいろいろな方法で、国民をその思考の段階から支配するようになっています。

そしてこの国にも、「障害者自立支援法」という障害者の自立を妨げる法律、「被保険者資格証明書」という資格がないことを証明する証明書がある。
http://lohasmedical.jp/blog/2008/04/post_1143.php

この4月から始まった「後期高齢者医療制度」は、実態は高齢者に早く死ねという制度です。保険料を年金から天引きするというような手段を用いて全員から徴収し、さらに受診制限を科すわけですから、実態は現代の姥捨て山制度以外の何者でもない。
その上、この国の「姥捨て山」は、入山料さえとるのだから、阿漕にもほどがある。

もちろんそうなると、当然、不評です。
で、これの名前が悪いからだとのことで「長寿医療制度」という呼び方に変えるのだそうです。

http://www.m3.com/news/news.jsp?articleLang=ja&articleId=70228&categoryId=&sourceType=GENERAL&
通称は「長寿医療制度」に 後期高齢者批判受け舛添氏
-----(ここから引用)-----
 舛添要一厚生労働相は1日午後の記者会見で、75歳以上を対象に同日から始まった後期高齢者医療制度について「通称で呼びやすく、イメージも良くなるように長寿医療制度ということで検討したい」と述べ、新制度を積極的にアピールしていく考えを表明した。

 後期高齢者との呼び方に「お年寄りへの差別を感じる」など批判が相次いだことに配慮した格好。舛添氏は福田康夫首相から「良い制度なのに仕組みが周知徹底されていない。ネーミングも良くないんじゃないか」と指摘されたことを明らかにした。

 新制度では保険料が原則として年金から天引きされることなどから、地方議会が負担増につながりかねないなどとして見直しを求める意見書を可決。舛添氏は名称変更により、制度廃止を求める野党の批判を和らげようとした形だが、民主党の小沢一郎代表は会見で「名前を変えてどうなるのか。ごまかそうということでしょ。ばかばかしくて論評にも値しない」と切り捨てた。
-----(引用、終わり)-----

「ばかばかしくて論評にも値しない」ことはない。
ばかばかしくもない。
こういう実態とは逆の名称を使用することは、国民をその思考の段階から支配するための手段です、オセアニアという国のように。

この美しい国の国民も、オセアニアのスミスのように「「愛情省」の101号室で自分の信念を徹底的に打ち砕かれ、党の思想を受け入れ、心から党を愛しながら処刑(銃殺)される」のでしょう。

(追加)
そういやぁ、「美しい国」というのも「1984年」の世界ですね。
いや、ほんと、美しい国だこと。

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