ある町医者の診療日記

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zoom RSS 重症者、軽症者の区別?

<<   作成日時 : 2007/11/14 23:01   >>

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こんな記事がありました。

軽症なら8400円徴収へ 埼玉医大、時間外救急
http://www.carenet.com/news/det.php?nws_c=1154
-----(ここから引用)-----
埼玉医大総合医療センター(埼玉県川越市)が、来春から夜間や休日の軽症救急患者に健康保険を適用せず、一律8400円の時間外特別料金の徴収を検討していることが12日、分かった。

近年増えている軽症患者の受診を抑制し、重症患者の治療を充実させる狙い。厚労省によると、全国でも珍しい措置という。重症と軽症の線引きは難しく、現場が混乱する恐れもある。

現在、救急患者の治療費には健康保険が適用され、患者は窓口で原則3割を自己負担する。ただ、医療機関が地元の社会保険事務局に届け出て許可を得れば、時間外料金を徴収できる。センターは、現在の治療費水準などから8400円を想定しており、実施されれば軽症患者の自己負担は5000―6000円増える見通し。

センターによると、時間外の救急患者は1994年には年間約1万人だったが、昨年は約4万人に増加。そのうち入院が必要な患者は7%程度だったという。

センターの堤晴彦(つつみ・はるひこ)教授は「軽症なのに仕事の関係などで夜間に治療に来る人が急増し、重症患者の治療に支障が出ている。救急医療の質を維持するためのやむを得ない措置だ」と説明している。
-----(引用、終わり)-----

夜間や休日に受診する必要がなにのに、夜間、休日の救急を受診する(これをコンビニ救急と言います)者達が後を絶ちません。
そういう者達のために、本当の救急医療を必要としている人たちに手が回らなくなっている。さらに、そういう者達のために、救急医が疲弊困憊している。

で、埼玉医大総合医療センターでは、救急受診した者のうち軽症者、つまり救急を受診する必要性のなかった者には「一律8400円の時間外特別料金の徴収」しようというわけです。

しかし、これではこの記事に書かれているように、軽症者ってのを誰が、どのように判定するのかという問題が起こってきます。
軽症者と判定された者が、文句を言う。いや、今、医療現場で問題になっているようにモンスター化する可能性が高いでしょう。そもそも、コンビニ救急をやるような、人間性の欠落している者達なのですから、そうなる可能性はかなり高いと予想しないといけない。

私は、一律に、つまり、軽症者、重症者関わりなく「8400円の時間外特別料金の徴収」すべきと思います。
重症者であれば、後で高額医療費返還制度のようなものが使えるわけですから、特別料金を徴収されてもあまり関係ないでしょうから。

軽症者からという線引きは、「現場」を混乱させるだけだと、私は断言します。
時間外受診者全員から時間外料金を徴収すべきです。

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