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日医ニュース9月20日号の「勤務医ページ」に岐阜大学学長の黒木登志夫先生が、大学病院の危機的状況と題して「白い巨塔」から「白い廃墟へ」という一文を載せておられます。 日医NEWS 勤務医のページ http://www.med.or.jp/nichinews/n190920r.html 今のままでは、大学病院は財政的に破綻に追い込まれ「白い廃墟」になってしまうだろうと。 大学病院は単なる大きな病院というだけではない。病気を患っている人たちの最後のより所、砦であり、「医師や看護師などのパラメディカルスタッフの養成」、「最先端の医学、医療を研究する機関」でもある。 そういう大学病院としての役割を果たすためには莫大な資金が必要であり、それらを医療収入だけで購うことは不可能になっている。特に、この国策としての医療費削減政策の元では。そして、先ほどの独立法人化された元では、その赤字は自己責任でなんとかしないといけない。となれば、大学病院も利益ということを最優先しなくれはならなくなる。その結果として、医学研究を行う余裕はなくなるし、高価な薬を使うなどということもできなくなる。市中病院ではどうしようもなく、最後の望みとして高度な医療を受けられるとして大学病院を受診しても、そこは市中病院とちっとも違わない、あるいはそれ以下の医療しか受けられないという状態になってしまう。 これは、「破綻のスパイラル」だ。 そのスパイラルの先にあるのは廃墟であり、大学病院は「白い廃墟」とかすだろう。 これは、今や破綻してしまった暴論である「医療費亡国論」を、未だに墨守しているこの「美しい国」の必然です。 巨塔を廃墟にするのは簡単だが、廃墟を巨塔にするには長い時間が必要です。それもその国の総力をかけるほどの努力も必要です。 廃墟を前にして、この「美しい国」の国民は、その失ったものの大きさに涙するでしょう。 いや、涙する能力もなかったりして、、、 |
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リアルの現在 2007/09/23 13:02 |
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