劇場型政治屋の尻ぬぐい

2年ほど前にこのブログの前の日記に書いたことがあります。
http://blog.hashimoto-clinic.jp/200602/article_63.html
[劇場型政治]-----2005/10/26(Wed)
「産婦人科医を急募」 小池担当相が異例呼び掛け
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=25923
>2005年10月25日
> 小池百合子(こいけ・ゆりこ)沖縄北方担当相は25日の閣議後記者会見で、沖縄県の県立・公立病院で産婦人科医が不足しているとして「妊産婦の皆さんが不安を抱いている。全国からお医者さんを募集したい」と異例の呼び掛けを行った。

こういうパフォーマンスに私は、、、
>これは美談じゃないです。
>その正反対だと思います。
>政治家の汚さを見る思いがする。
と書いた。

これは、防衛医官を派遣するというニュースが後に出た(実際は、防衛医大の産科医を派遣したようです)。そのニュースを知って、私は自衛隊も大変だという感想を抱いた記憶があります。
その顛末が書かれたブログがありました。
劇場型政治屋のパフォーマンスに翻弄される現場のつらさ、そしれやりきれなさがよく分かる。

やんばる病理医ブログ( http://slummy.cocolog-nifty.com/oshiro/ )の、、、
防衛医大の先生方、ありがとうございました
http://slummy.cocolog-nifty.com/oshiro/2007/03/post_c575.html

小池環境大臣(沖縄開発庁長官も兼務していたんでしょう)の偽善的パフォーマンスが、どれほど現場に負担をかけ、さらにはその地域の住民を翻弄したのか、その罪深さというのがよく分かります。

-----(ここから引用)-----
防衛医大産婦人科が地域で果たしている役割についても教えられました。
沖縄県民のほとんどは知らないと思いますが、防衛医大は埼玉県所沢市にあり、埼玉というのは実は県民人口に対する医師人口が非常に少ない地域なのです。人口は多いのに医大は二つ(埼玉医大と防衛医大)しかないし、語弊のある表現を敢えてしてしまうと、都市部にあるのは防衛医大だけです。そこでの大学病院としての高度な診療を少人数の産婦人科医師たちで行っていた中からの、一般市中病院で産婦人科医一人という状態での沖縄県北部への派遣です。
一人の沖縄県民として、この派遣のために迷惑をかけてしまった埼玉県民に、大変申し訳ないと思わずにはいられませんでした。
-----(引用)-----

医者が足りないところに無理矢理派遣してそれでどうかなるものか、、、
医者が余っているところがあるのなら、まだ許されもしよう。ただでさえ少ない産科医を、どこかから引っ張ってきて、一人もいないところに派遣した。
1人、産科医がいて、それも常勤でもない状態で、いったいどうしろというのか。
さらに、その派遣元も、その1人を出すためにどれほど残ったスタッフに負担をかけたことか。

こういう政治屋のパフォーマンスには、本当に腹が立つ。
前にも書いたことがあるのですが、野党の政治家なら、まだ許されもしよう。しかし、あなたは大臣なんだよと。日本の医療体制の不備にたいし、大臣がパフォーマンスで答えてどうするんだと。
担当が違うなどというのは言い訳にはならない。内閣は一体のもののはずだ。

再度、書いておきます。
劇場型政治屋の汚さを見た。
その偽善の罪深さも。

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