ある町医者の診療日記

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zoom RSS 外科医よ、今こそ行動せよ!!

<<   作成日時 : 2006/09/29 16:38   >>

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日本の外科医は理不尽な評価に対し行動せよ
日外会誌 107 臨時増刊号(3):20-21,2006
愛媛大学大学院医学系研究科医学専攻生命環境情報解析部門
 医療環境情報解析講座医療情報解析分野教授 石原 謙

1)日本では、医師数は足りない、偏在していることが足りない原因ではない、絶対数こそが足りない。
>医師数はOECD平均の人口千人あたり2.9人に比して、日本では2.0人。

2)日本では、医療費が安すぎる。
>政府と経済界はGDPの伸びの範囲内医療費増加をとどめ得よと言うが根本的におかしい。GDPを言うのならば、医療費の現状のGDP比をこそまずは国際比較すべきで、日本は先進国中最も低い6.7%である。
>よく知られた格差の一例は虫垂切除術の治療費であろう。日本では約1週間の入院で医療費総額は30万円ないし40万円程度。対して米国では1泊2日程度の入院で約200万円。

3)日本では、医師には人権さえないとされている。
>厚生労働省は、年少者への再犯の多い性犯罪者さえ名前を公表されないこの国で、処分中の医師名をインターネットで公開する方向だ。

そういえば、当直した翌日も外来、入院回診も続けてやれと平然と言い放つ者さえいる(それが医師だというのだから、さらにあきれるが)。
医師には、労働者としての最低限の権利さえないというのだろうか。これでは、まさに奴隷というに等しい。

4)国民皆保険の破綻の原因は医療費の高騰ではない。
>日本の国民皆保険の枠組み自体は世界の保険関係者が賞賛する良い制度である。皆保険制度の破綻が取りざたされるが、その真の原因は医療費の高騰ではない。医療保険料の安すぎる設定と、その保険料すら徴収漏れで放置している事態、そして老人医療費への負担金や社保庁などの放漫設備投資等が原因である。

医療人は騙されてはならない
>企業のカネ余りと政府の余剰財源の存在にもかかわらず、医療費の抑制しか主張しない日本は、優等生に劣等性のレッテルをはってバッシングするいじめそのものであり、医療関連の成長の期待される産業分野(医薬、ME機器、医療材料、等)の雇用と経済波及効果まで潰してしまう愚かな産業政策を採っている。今こそ、勤務医と開業医が協力し合って、世にも不思議な医療費バッシングをやめさせ、医療費を合理的な諸外国なみの金額に増額させるためにあらゆる行動を起こすべきだ。

行動せよ、外科医諸兄

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