ある町医者の診療日記

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zoom RSS 保健師助産師看護師法違反

<<   作成日時 : 2006/08/26 16:14   >>

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いったいこれは何なのだ?

無資格助産で産科病院捜索 看護師が「内診」の疑い 年間出産約3000人、日本有数
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=33542
【2006年8月24日】
 年間出産数が約3000人と日本有数の産科婦人科「堀病院」(横浜市瀬谷区、堀健一院長)で2003年12月、医師か助産師しか認められていない出産時の「内診」を看護師に行わせていた疑いが強まり、神奈川県警生活経済課は24日、保健師助産師看護師法違反の疑いで同病院などを家宅捜索し、堀院長ら関係者から事情を聴いた。

看護師に内診させることは、厚労省が通達でするなと指導している。しかし、看護師に内診させて産婦の状態を産科医に報告してもらわないととてもじゃないが産科医の身が持たないので、広く行わせている(らしい、私は産科を経験したことがないので伝聞でしかないです)。
ここできちんと把握しておかないといけないことは、看護師に内診させてはならないということは、厚労省の通達でするなとなっているだけで、法律でしてはならないときちんと書かれているわけではないことです。

保健師助産師看護師法
第4章 業 務
第30条 助産師でない者は、第3条に規定する業をしてはならない。ただし、医師法(昭和23年法律第201号)の規定に基づいて行う場合は、この限りでない。

第3条
第3条 この法律において「助産師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じよく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいう。

医療行為は医師法によって、医師以外が行ってはならない、しかし看護師などいわゆるパラメディカルスタッフと言われる業務についている者達は、医師の監督下において行ってもいいことになっている。
そこで、問題なのは、内診という医療行為が、助産師以外が行ってはならない第3条にあたるかのかどうかです。
第3条には内診という用語は一言もない。
内診を看護師がしてはならないなどということは法律には書かれていないのです。単に、厚労省が通達という通り一片のかみ切れて「するな」と言っているだけなのです。
また、この通達には産婦人科の医師の団体が反対しているのです。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/s0905-7f.html
内診は看護師が行っても安全であり(看護師が行う聴診や血圧測定と同じような医療行為だと)、逆に看護師も行うことでより安全なお産をすることができるようにさえなると。

それを、警察が突然踏み込んできて強制捜査をした。
どうして?
なんで?
なぜここだけ?
なぜこの時期に?
といういろいろな疑問が出て当然です。

警察が独自の判断の、こんなことをやったのだろうか?
もしかしてこれが国策なのだろうか?

とにかく、産科医は逃散すべきでしょう。
立ち去り型サボタージュするしかない。

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