ある町医者の診療日記

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zoom RSS 無理解な、あまりにも無理解な

<<   作成日時 : 2006/05/27 10:47   >>

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片山幹事長、あの犯罪者を息子と呼び恥じない厚顔無恥な政治家、さらにはその言動から全てにおいて無知だとしか言いようがなく、なんでこんな人が政治の要職、それも与党の要職を占めているのか不思議でならないあの武部幹事長とは違いましな人なのかとおもっていたのですが、、、
その人でも、医療政策については、こういう無知としか言いようのない話しかできないようです。

「へき地の医師増員を」 自治体病院で片山幹事長
>【2006年5月26日】
> 自民党の片山虎之助参院幹事長(自治体病院議員連盟会長)は25日、東京都内で開かれた全国自治体病院協議会の定時総会で、へき地の自治体病院の医師不足について「実質は年間何千人も(医師は)増えているのに、すべての地域に行き渡らない。離島や山村に行ってくれる医師を増やさないといけない」と述べ、医師増員の必要性を強調した。

医師は数としては増えている、全国規模で見たらという条件付きで、かつ現在の所はという条件付きで。
それは事実ですが、数が増えているから全ての地域に行き渡るはずだなどという結論するのはどうかしている。離島や山村などという僻地に医師がいないから都会の医師をそっちにまわせばいい、、、などということは全くない。
都会の医師が過剰ならばそれでいい。
余っていて、それで医療制度上不都合が起こっているのなら、それを是正するような措置をとってもいいだろう。
しかし、本当に都会の医師は過剰なのか?

全国規模で見たら、今も医師数は過剰というわけではない。
他の先進諸国と比べ医師数は多くはない。国民一人あたりの医師数は最低レベルなのです。つまり、医師数はまだ少なく、厚労省でさえそれを認めているということになります。
>医師一人あたりの人口を見ると、最も多いのは英国で医師一人に対する人口は660人。これにカナダ(514人/医師一人)、ニュージーランド(506人/ 医師一人)と続く。日本の医師一人あたりの患者数587人であり、これは、英国に次ぐ医師一人あたり患者数の多さで、OECD諸国中第2位である。
http://www.kosonippon.org/prj/med/think/hito/hito1.html

さらに、小児科や産婦人科、麻酔科は現在でも少ない上に、現在それらの医師数は減ってさえいるのです。

医師数が全体として少なくても、医師はすぐには増やせない。その上、現在、医師を増やさないようにしている。また、地域の偏在、科目の偏在がなぜ起こっているのか、こういう問題をこの片山幹事長がどれだけ理解しているか、私は疑問だと思います。
なにが「離島や山村に行ってくれる医師を増やさないといけない」だ。
こういう発言しかできない政治家には、本当に腹が立つ。
あの「おいでませ」とかいうパフォーマンスしかできない大臣と同じだ。

PS
そういう与党にこびを売るような医師会も医師会だとは思う。
そして、私はその医師会の一人、、、

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