ある町医者の診療日記

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zoom RSS ホテル偽装と同じ流れ?

<<   作成日時 : 2006/02/21 10:47   >>

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身障者用の客室や駐車場を無許可で取り壊し、そこにロビーなどを作っていたホテルチェーンがあった。
自治体がそれを見つけていたものもあったようですが、中止命令や改善命令を無視して工事を続けていた。そういう場合、偽装した部分を改善するまでホテルの営業禁止させられるかというと、どうもそうではないようです。このホテル、堂々と営業を続けていた。
ニュースで大きく取り扱われるようになって、やっと改装工事をやり始めているようですが、営業はそのまま続けている。
これじゃ、やりどくです。

日本ってこういう例が多いです。
もしかすると日本社会の病理かもしれないと思っていたら、医療界にも同じような例が、、、

無許可で病棟建設 大阪の徳洲会病院
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=28189
> 府によると、府は昨年12月の立ち入り検査で、同病院が無許可で検査病棟1棟の建設を進めていることを把握、2回にわたり工事中止を求めた。同病院は「中断する」と文書で報告しながら、実際はその後も工事を続けたという。

これも、自治体は違法行為をしているというのを知り、改善を命令しているが、それを無視してやっているのですから、ホテル偽装と同じですね。
さらに、この病院は前にも同じことをやっていたようです。
> 同病院は、昨年2月と11月にも別の病棟の病室や休憩室、放射線検査室などを無許可で改築していたという。

そして、工事中止命令も無視して工事を続けていたってのですから、これはもう確信犯です。
そう言えば、この病院は徳州会という大きな病院チェーンの病院ですから、これらもあのホテル偽装と同じですか。

法律上、「病棟や病室の新築、増改築は、都道府県に届け、許可を得なければならない」となっているようですが、これも「営業禁止」とまでの規定はないのかな、、、
(あ、営業禁止しろって言っているのではないです)

ただ、こういう例があるのと比べて皆さんどう思われますか?
医療病床と介護病床というベッドの種類があって、介護保険で入所している患者さんを医療病床のベッドに寝かせていたらいけないとなっています。
全体のベッド数を超えていなくても駄目です。
これの違反ということで、保険料の返還と許可の取り消しを命じられたところが、一昨年だったかこの徳島県にあった。
このニュースを聞いてえらく厳しいなと感じた記憶があります。
私の所のように、常時ベッドが余っていても、介護保険で入所している患者さんに医療病床のベッドを使わせていたら違反になるし、その逆も違反とされる。そして、ほぼ間違いなく介護保険料や医療保険料の返還を命ぜられ、さらに開設許可まで取り消される。こうなれば、もちろんやっていけません。

ホテル偽装や無許可で病棟建設というニュースとは、えらい違いです。
違反がたまたま見つかったからというのではない、違反は既に見つかり中止命令も受けているのに堂々と工事を続けていた。もちろん営業も継続している。
しかし、ホテルには営業禁止など命令されないし、お金の返還も命ぜられていない。徳州会病院も同じようで、開設許可の取り消しや保険料の返還は命ぜられていないようです(病院長の交代だけだそうです、病院長たって雇われ病院長に過ぎないんだから病院チェーンの方にすれば痛くもかゆくもないでしょう)。

どうしてこれだけ違うんでしょう?

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