ある町医者の診療日記

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zoom RSS [何でもかんでも活性酸素]-----2004/03/13(Sat)

<<   作成日時 : 2006/02/04 10:05   >>

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先日、高血圧症とARB(降圧剤の一種)に関する講演会があって行ってきました。

特別講演 「ARBの血管内皮機能改善作用」
       広島大学大学院医歯薬学総合研究所
         心臓血管生理医学
          講師  東 幸仁 先生
    (座長:森本内科循環器科 院長 森本眞二 先生)

高血圧症と血管内皮の損傷はどちらが原因でどちらが結果かまだ分かっていない。もしかするとこの2つの間で悪循環を形成しているかもしれないとのことでした。
血管内皮が傷害され、結果としてNO(一酸化窒素、血管内皮から分泌され強力な血管拡張作用を持っている)の産生が障害されている。

この血管内皮の傷害に活性酸素が関与しているとか。
出たー、O2フリーラディカル!

実際、血管内にビタミンC(抗酸化作用を持っています)を投与すると、この血管内皮の損傷を防ぐことができるそうです。

講演の後、参加者から質問がありました。
ビタミンCやEの投与で高血圧症に伴う血管内皮の損傷を予防できないのでしょうか?
確かに、誰もが考えることで、もし効果があるのなら、明日からでも患者さんに処方したいところです。

実際、臨床研究があるそうです。ビタミンCを5g、5000人で循環器合併症の二次予防ができるかどうか。
残念ながら、効果はなかったそうです。
5gと言えば、当院にあるビタミンCの錠剤は200mgですから、一度に25錠も毎日服用することになります。
こんだけ飲んでも効果がない。

上記のビタミンCを血管内に投与した実験を全身投与に換算すると40gになるんだそうです。
40g!!
1日200錠!!
これじゃ、ビタミンCの錠剤だけで腹がおきてしまいそうです。

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