ある町医者の診療日記

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zoom RSS [蜂さされのアナフィラキシーにエピペン]-----2003/10/25(Sat)

<<   作成日時 : 2006/02/03 18:35   >>

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日本救急医学会雑誌の第31回日本救急医学会総会号を見ていたら、財団法人日本農村医学研究所の佐々木真爾(この名前なんと読むのだろう?)という人が「蜂刺されによるアナフィラキシー・ショックの対応−林野庁におけるエピネフリン自己注射の使用経験」というの載っていました。
1995年から米国製エピネフリン自己注射器Epipenを導入し、蜂に刺されてショックになった時に「現場での自己注射」をするようにしてきたそうです。
この8年間に使用事例が15例あり、14例救命し得た(1例は死亡ということ)。

蜂に刺されての死亡は年間30〜40例あるそうです。
http://idsc.nih.go.jp/iasr/18/210/tpc210-j.html

毒といえばすぐ蛇を連想しますが、危険性から言えばはるかに蜂の方が怖いと言えます。
この死亡の原因は「アナフィラキシー・ショック」です。
この治療にエピネフリン(アドレナリン)がファースト・チョイスなのですが(ステロイドではない!)、アナフィラキシーになってすぐ使わないとあまり意味がない。
ハイキングしていたり山登りしていて蜂にさされ、ショック症状が出てきた。病院に行くまで数十分から数時間かかるなどという時に、自分で、あるいは一緒にいる人(医者ではない一般人)が注射できると、助かる可能性が高くなります。

アメリカではだいぶ前から(20年以上も前かららしい)そういう注射器が使われているというのは聞いていたのですが、日本でもやっと発売になったようです。
http://www.epipen.jp/

なおこの注射器は局所の痛みや腫れの治療剤ではありません。
アナフィラキシー・ショックの治療剤です。
くれぐれも間違えないように!

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